2022年02月08日

第48回ネット歌会詠草/22

侵攻はリアルタイムに木銃をとるウクライナ市民の微笑


【選歌集計結果=2票】
【投票者=川井怜子/藤原龍一郎】
posted by 短歌人会 at 00:05| Comment(2) | 第48回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
一つづつの言葉に意味があり、端的に言葉で押していった一首と思った。
2月21日の毎日新聞に同ニュースが載っていた。この歌はその前に詠まれたものだから作者に先見の明があった。
時事詠は詠み時、読み時があるので難しい。
木銃となんだろう?グーグルで見ると、ロシアの侵攻に備えて市民が訓練をするとき、木の銃を持ったとある。いざという時、銃が扱えるのだろうか?ウクライナは徴兵制があるので出来るのか…。と関心が深まって行く。
「木銃」からの切り取りが良かった。
「微笑」がどうだろう。少し唐突な気がする。
Posted by 川井怜子 at 2022年02月22日 10:08
まだロシアの侵攻が始まる前、ウクライナの女性が侵攻に備えて銃の扱いかの練習をしているという報道をみました。若いウクライナ女性の銃弾を目標に当てた後の微笑みが印象に残っています。本物の銃ではない、木の銃でも練習をすることがあったのでしょうか。
侵攻が迫っていることをウクライナの人々は感じ取っておられたのだろうと思うと胸に迫るものがあります。
この歌では侵攻が始まった後で読まれているような感じを受けるので「木銃」では戦えないと思います。2句で切れると読んだ方がいいのでしょうか。侵攻はリアルタイムに来るのだよ、だから練習をしておこうねと。その辺りが気になって三首の中に取りきれなかった歌でした。
Posted by 鎌田章子 at 2022年03月02日 16:38
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