2022年02月08日

第48回ネット歌会詠草/19

馬頭琴いだくスーホのごと今宵全歌集繰り永井陽子恋う


【選歌集計結果=2票】
【投票者=鎌田章子/馬淵のり子】
posted by 短歌人会 at 00:08| Comment(3) | 第48回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
『スーホの白い馬』と永井陽子の全歌集の取り合わせの妙に惹かれました。永井陽子の歌を愛するからこそ、ずしりと重い全歌集を開いている作者の想いが伝わってきます。
スーホと白い馬の切ない場面とリンクしているかのように感じました。
余談ですが、私は永井陽子さんが「短歌人」にいらっしゃったころを知りません。もっと早く出会っていたらと残念に思います。

Posted by 馬淵のり子 at 2022年02月14日 16:06
スーホが馬頭琴を抱く時、きっと白い馬の命を抱いていたのだと感じています。永井陽子全歌集を繰り、永井陽子が残した歌から永井陽子その人を思い慕っているのでしょう。
私も全歌集でしか永井陽子さんを知りませんが、このように歌われることが私の胸にストンと落ちて、また永井陽子全歌集を開こうと思いました。
Posted by 鎌田章子 at 2022年02月16日 09:03
馬淵さん、鎌田さん、コメントありがとうございました。
永井陽子さんと心を通わせることのできた楽しかった日々や、永井さんの一番苦しかった時に力になることのできなかった口惜しさ、そうした全てをひっくるめた愛しさなど、いまだに歌集を読む度に万感こみ上げてくるものがあります。
Posted by 加藤隆枝 at 2022年03月12日 23:54
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