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2022年02月08日
第48回ネット歌会詠草/15
アイーンの志村けんから始まった新型コロナ、咎なくて死す
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この記事へのコメント
アイーンの志村けんから始まった新型コロナ、咎なくて死す
志村けんが亡くなったのは日本で新型コロナが流行しだしてからしばらく経過してからだと思いますが、作者の主観の上ではそうだ、ということでこの点は不問します。それにしても志村けんを形容するのに「アイーンの」が必要なのかどうか。いわずもがなの有名人だし、枕詞として機能していないと思います(それを敢えて言うのが逆に面白いってことなのかな??)。単なる音数合わせに見えてしまう。
「咎なくて死す」もいろは歌からの引用だと思いますが、必然性がある表現なのか疑問。
Posted by 寺阪誠記 at 2022年03月05日 07:16
私は寺阪さんのご意見とは逆に初句「アイーンの」があったから票一票いれました。現代で「枕詞」ができる例はほかにありますか。二刀流の大谷翔平くらいではないですか。それを考えると「アイーン」が枕詞として使える―万人が納得する―ということを示せたことが手柄だと考えます。
「咎なくて死す」。いろはうたの暗号として有名です。無念の死は柿本人麻呂とも菅原道真ともいわれています。志村けんも「無念の死」であろうとことは容易に想像できるだけに、結句としての落としどころとして巧さを感じます。
Posted by 村田馨 at 2022年03月05日 13:23
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「咎なくて死す」。いろはうたの暗号として有名です。無念の死は柿本人麻呂とも菅原道真ともいわれています。志村けんも「無念の死」であろうとことは容易に想像できるだけに、結句としての落としどころとして巧さを感じます。