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短歌人会の公式なネット歌会会場です。
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2022年08月15日
posted by 短歌人会 at 00:08|
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第49回歌会
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新宿御苑なら、東京らしからぬ広い青空を望めるのですね。
「も」という助詞一文字が多くのニュアンスを担っています。
「青さ」という抽象名詞から、色彩そのものへの感動がダイレクトに伝わってきます。
いっぽう、地方では都市化が進み、"青空格差"は小さくなってきたかもしれません。
少なくとも、高村光太郎の「あどけない話」の頃よりは。
智恵子が現代に生まれたら、やっぱり「東京に空が無い」と言うでしょうか。
それとも、この歌のように嬉しい驚きを噛みしめる日も、あるでしょうか。
実際、東京には大小さまざまな緑地や公園があり、都心部でも大きな空が眺められる場所があります。
「ひろびろと」から「青さよ」まで字数を使って伸び伸びと御苑の空を描写していて、作者の開放感が自然と伝わってきました。
東京生まれの者としてとても共感したお歌でした。
ビルの合間に見える排気ガスが含まれた空ばかりではなく、ひろびろとした新宿御苑の上
の青空も東京の空であると開放感のある空を詠まれています。
平明な言葉を紡いだ一首ですが、なかなか巧みに構成されていますね。
御苑の上の青さは、御苑の緑あふれる草木がもたらしたものでその空も東京の空にちがい
ないですね。