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短歌人会の公式なネット歌会会場です。
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2022年08月15日
posted by 短歌人会 at 00:17|
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第49回歌会
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「埼京線」という言葉に惹かれた一首である。
田園風景や住宅地を過ぎどんどん都会へ景色が移り変わり、荒川橋梁を渡って都内に入る埼京線。
埼京線というと、混雑による痴漢被害の多さからネガティブなイメ−ジを個人的に持っていたのですがこの歌からは明るくのどかな印象を受けました。
吉岡さんが書かれているように、郷土愛を感じてあたたかい気持ちになりました。
土地勘がないので、「ロッテの球場」と言えばマリンスタジアムを想像してしまいます。埼京線で千葉方面をも見はるかすポイントがあるのかと思っていましたが、前評者のコメントで浦和球場だとわかりました。あるいは「二軍(ファーム)の球場」という情報が要るのではないかとも思います。「二軍」や「ファーム」という言葉から立ち上がる情感もありますし。しかし一方で、作者にとって「ロッテの球場」と言えば何の前提も置くことなく浦和球場だというのが、自然な気持ちなのかもしれません。つまり、日々埼京線を利用しているのでしょう。それも毎朝都内への通勤で乗車しているように感じます。「映しつつ……入る」という表現から日々反復されていることを冷静に受け止めているという感じがします。
しかし、埼玉と東京の県境付近からは相当距離があり、本当に見えるのかどうか分かりかねる部分があります。他の球場のことを言っておられるのでしたら不勉強で申し訳ありません。
とはいえ「〜が見えればもう東京だ」というようなランドマーク的存在が見えるという一首の内容には共感できます。そのような存在は人それぞれかもしれませんが、ロッテの球場とした点にオリジナリティがあると思います。
前評者の光本さんの指摘通り、位置関係的には荒川まではあと3駅あるので、正確ではないようにおもわれます。「〜しつつ〜に入る」のつつは、基本的には同時並行する動作(動詞)について、使われるからです。
第一点目を除けば、一首がやや類型的なようにおもいます。
自分でも詰めの甘い一首だったかなと反省しています。
東京で働いているときに、家の事情で頻繁に仙台に帰省しなければならず大宮で新幹線を降りて埼京線に乗り換えて東京北部の自宅に帰るときのことを詠みました。「ロッテの球場」の指すもののあいまいさとか、まだ東京ではないのではというご指摘もごもっともで、心象としてはあっているのですが工夫していきたいと思います。
ロッテ、うっすらファンではあります。仙台とロッテにはいろいろ因縁があるんですけれども。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%97%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%86