労働者の燃料として消費され缶コーヒーの残骸たまる
【選歌集計結果=6票】
【投票者=太田青磁/亀尾美香/楠 歌恋/白井彩子/庭 鳥/村田 馨】
【投票者=太田青磁/亀尾美香/楠 歌恋/白井彩子/庭 鳥/村田 馨】
【関連する記事】
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
真っ先に思い浮かぶのは勤め人のつかの間の休息を癒すため.デスクワークの人だって缶コーヒーを飲むだろうが,本作での「労働者」には汗を流して働く「肉体労働者」を思わせる.その方が絵になる.缶コーヒーのBossに出てきそうな光景.燃料と残骸という言葉の対比が心を打つ佳作となった.
自社の作業場の裏にあるゴミ箱に、缶コーヒーの空き缶が山のように入っていて、燃料みたいだなと思って歌にしました。ものづくりの現場の空気感を丁寧に読み取っていただき、うれしく思います。