2023年02月09日

第50回ネット歌会詠草/11

立春を過ぎて求めしダウンコートリサイクルショップの七割引きで


【選歌集計結果=1票】
【投票者=光本 博】



posted by 短歌人会 at 00:15| Comment(2) | TrackBack(0) | 第50回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
立春を過ぎると、一月に比べると暖かく感じる日も増えてダウンコートのような大がかりな防寒具は今さら買わなくてもいいかな、という気もします。とはいえ、急に寒くなることもありえますし、今持っているものがだいぶ古くなっている。
そういうときにリサイクルショツプを覗くと七割引きでおあつらえ向きのものが売っていていい買い物をした、という一首かと思います。

この時期にダウンコートをあえて買うのは迷いどころでもありますので、立春をすぎてというのは、事実をそのまま述べているのでしょうけれどもそういう気持ちがよく表れています。

また通常、冬物というのは秋に買うものでこの時期はリサイクルショップとはいえ安くなっていると想像できます。
そういう経済観念の面からみても、この時期というのを巧みにとらえていると思います。

あえて難をいえば、説明的といえなくもないですが、短歌というのは普通のことを普通に表現してよく、何もあえて難しいことを言う必要はないとつねづね思っていますので一票を投じました。
Posted by 光本博 at 2023年02月14日 14:09
光本様 ありがとうございました。
光本様のおっしゃる通り、こんな時期にダウンコートを買う人はいないと思います。
凍結路面で転倒し、右手首にヒビが入りました。副症状なのか冷えが辛く感じるようになりロングのダウンをリサイクルショップで探しました。
立春を過ぎてましたからリサイクルショップでも冬のダウンコートは殆どなく、捨て値のものがたった1枚。しかもその7割引。税込231円。当座を凌げるとホッとしたのを思い出しました。
一月ほどそのコートにお世話になり、ヒビの方も良くなって、ようやく両方卒業に。ただ、雪解けが進んではきましたがまだまだ凍結するので家族に「転ぶなよ」と言われながら暮らしています。
Posted by 鎌田章子 at 2023年03月06日 10:30
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