この記事へのコメント
かつて教師につけたあだ名を回想しての1首と読みました。
そのかみの映画とは「ノートルダムの傴僂男」のことでしょうか。映画は見たことがないのですが、ノートルダム聖堂の鐘撞きであるせむし男が登場する映画であり、それに由来して、弓なりの背をした教師を「ダム先生」と呼んでいたことを思い出しての作品でしょう。「せむし」などと直接的なあだ名ではなく知性を感じさせるやんわりとしたあだ名に、学生たちのやや得意げな感じまで伝わってくるようです。教師への敬意も込めて「ダム先生」と呼んでいたのでしょうか。
でも、そのあだ名は人の身体的な特徴を馬鹿にしたあだ名であることに変わりなく、今、思い返せば心に感じるかすかな痛みがあり、学生当時の若さのもつ残酷さにもいささか打ちのめされている作者が感じられるようで、心に残った作品でした。
Posted by 加藤隆枝 at 2023年02月18日 10:56
加藤隆枝さん、選とコメントを有難うございました。加藤さんのコメント、最後の三行を含めてすべて当たっています。
一首の少ない情報量のなかで、はるか昔のことについてのモヤモヤした意識下の感情まで汲みとっていただき、嬉しいです。
Posted by 肥塚しゅう at 2023年03月08日 12:43
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