2023年08月01日

第51回ネット歌会詠草/12

朝の茶はほんのり甘くあれば良い雲低く鳴る頭痛の朝は
posted by 短歌人会 at 00:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 第51回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「雲低く鳴る」というのはゴロゴロと雷がなっているということでしょうか。低気圧になると頭痛など体調不良を起こすことがありますが、「雲低く鳴る」というのは外界(自然界)のことでありながら、頭痛の比喩のようでもあり、なかなか巧みだと思いました。
そのようなとき、お茶で気分を落ち着けたいというのはわかりますし、お茶の持つ癒やしのような印象をこの歌からも受けました。
Posted by 寺阪誠記 at 2023年08月23日 22:47
子供の頃は緑茶の苦さが嫌いで、お茶を浴びるように飲む親からいい緑茶は甘いと聞いても半信半疑でした。成人してから、緑茶の甘さを感じられるようになりました。
起き抜けか、朝食後かお茶の香りや甘みを感じる姿が目に浮かぶようです。
低気圧による頭痛の事だと思いますが、「雲低く鳴る」から、台風が来ているのかもしれないと思いました。
Posted by 庭鳥 at 2023年08月30日 07:36
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