2023年08月01日

第51回ネット歌会詠草/1

薄すぎるお茶しか出ない給茶機がどこかにあつた曇りの職場に
posted by 短歌人会 at 00:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 第51回歌会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
職場の給茶機のお茶はたいてい美味しくない。色が濃くても味は薄い。作者の職場には薄いどころか、薄すぎるお茶しか出ない給茶機がどこかにあったとのこと。曇りの職場というので、居心地のあまり良くない、パッとしない職場、そしてそれを象徴するような薄すぎるお茶しか出ない給茶機。イメージがピッタリはまっています。
Posted by 大野奈美江 at 2023年08月11日 10:42
大野さんの評に同感です。
職場に置かれている給茶機やウォーターサーバーは、従業員の福利厚生や来客用に使用する為に会社でレンタルし置かれているものだと思います。
業績悪化であったり、大幅な経費削減があると真っ先に無くなるものですので、薄すぎるお茶しか出なくても給茶機が撤去されていないということは職場の業績が決定的に悪いというわけではないのでしょう。
でも「どこかにあった」と言うくらいの印象の薄さ。
お茶の薄さと職場のパッとしなさが見事に表現された歌だと感じました。
Posted by 庭鳥 at 2023年08月15日 07:39
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