この記事へのコメント
作者は掃除機をかけながら、ラジオを聞いている場面のようです。「主文は後回し」から刑事裁判の判決を聞いているのだということが分かります。
重大事件の裁判で死刑や無期懲役の判決が出るときに、主文後回しが多いそうです。
家事をしながら何気なく聞いていたラジオなのか、裁判の判決に関心がありわざわざラジオをかけていたのかは分かりません。
裁判官の声がラジオ越しにはっきり聞こえ、ハッとする一瞬を切り取った歌だと思います。


Posted by 庭鳥 at 2024年02月23日 17:22
掃除機をかけながらでもはっきり聴こえたということは、相当印象的な一瞬だったのだろうと思います。なんとなくなのですが、ラジオの番組と番組の間に入る数分間のニュースダイジェストのようなものを想像しました。最近だと、京アニ放火殺人事件のニュースかもしれないと思ったりもしました(全然違うもっと以前のできごとかもしれませんが…)
事件自体への言及がないことが、かえって結句の「主文は後回し」が急に日常に入り込んできたような驚きがあって、良いと思いました。
Posted by 伊藤まり at 2024年02月25日 11:43
「主文は後回し」の意味が掴めなくて、この歌をスルーしていました。庭鳥さんと伊藤まりさんのコメントでお陰様で合点がいきました。わかって見れば、平穏な日常にふいに入り込んでくる不穏な気持ちがよく出ていると思いました。
Posted by 大野奈美江 at 2024年02月25日 12:28
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