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2021年05月02日
2021年04月23日
第45回短歌人ネット歌会のご案内
第45回短歌人ネット歌会のご案内です。
今回は自由詠で、互選は行いません。
詠草送付メールの件名は必ず「第45回短歌人ネット歌会詠草/お名前」として下さい。
今回もぜひ一人でも多くの方のご参加をお待ちしております。
短歌人の会員・同人の方でしたらどなたでもご参加できますので、
多くの方のご出詠とコメントで歌会を盛り上げていただきますよう
よろしくお願い申し上げます。
ご参加の際にはかならず、注意事項
http://tankajin.seesaa.net/article/143867996.html をよくお読み下さい。
―――――――――――――――――――――――――――――
【第45回ネット歌会概要】
★応募要項
新作未発表1首(自由詠)を5月1日(土) 22:00までに
tankajin.eisou@gmail.com 宛お送り下さい。
また詠草の集まり具合によりましては、スケジュールを変更することがあります。
※ 詠草送付メールの件名は必ず「第45回短歌人ネット歌会詠草/お名前」として下さい。
詠草締切 5月1日(土)22:00まで
詠草一次発表 2021年5月2日(日)
●万一詠草に誤植があった方は5月4日(火) 20:00までに
メールで tankajin.eisou@gmail.com までお申し出下さい。
ただし、誤植以外の訂正には応じられません。
コメント受付開始後の訂正もできませんので、誤植訂正の必要な方はかならず期限までにお申し出下さい。
確定詠草発表 2021年5月6日(木)
コメント受付 2021年5月6日(木)〜 5月25日(火)
作者名発表 2021年5月26日(水)
作者発表後コメント受付 2021年5月26日(水) 〜5月31日(月)
★記 録
詠草提出者の方にお願い致します。 ご依頼がありました方は、何卒よろしくお願い申し上げます。
★幹 事 生沼義朗・太田青磁・村田馨
★詠草送付先 tankajin.eisou@gmail.com
※ 詠草送付メールの件名は必ず「第45回短歌人ネット歌会詠草/お名前」として下さい。
※ 詠草およびお問い合わせのメールの件名には、かならずお名前を書いて下さい。
――――――――――――――――――――――――――――――
以上、よろしくお願いいたします。
今回は自由詠で、互選は行いません。
詠草送付メールの件名は必ず「第45回短歌人ネット歌会詠草/お名前」として下さい。
今回もぜひ一人でも多くの方のご参加をお待ちしております。
短歌人の会員・同人の方でしたらどなたでもご参加できますので、
多くの方のご出詠とコメントで歌会を盛り上げていただきますよう
よろしくお願い申し上げます。
ご参加の際にはかならず、注意事項
http://tankajin.seesaa.net/article/143867996.html をよくお読み下さい。
―――――――――――――――――――――――――――――
【第45回ネット歌会概要】
★応募要項
新作未発表1首(自由詠)を5月1日(土) 22:00までに
tankajin.eisou@gmail.com 宛お送り下さい。
また詠草の集まり具合によりましては、スケジュールを変更することがあります。
※ 詠草送付メールの件名は必ず「第45回短歌人ネット歌会詠草/お名前」として下さい。
詠草締切 5月1日(土)22:00まで
詠草一次発表 2021年5月2日(日)
●万一詠草に誤植があった方は5月4日(火) 20:00までに
メールで tankajin.eisou@gmail.com までお申し出下さい。
ただし、誤植以外の訂正には応じられません。
コメント受付開始後の訂正もできませんので、誤植訂正の必要な方はかならず期限までにお申し出下さい。
確定詠草発表 2021年5月6日(木)
コメント受付 2021年5月6日(木)〜 5月25日(火)
作者名発表 2021年5月26日(水)
作者発表後コメント受付 2021年5月26日(水) 〜5月31日(月)
★記 録
詠草提出者の方にお願い致します。 ご依頼がありました方は、何卒よろしくお願い申し上げます。
★幹 事 生沼義朗・太田青磁・村田馨
★詠草送付先 tankajin.eisou@gmail.com
※ 詠草送付メールの件名は必ず「第45回短歌人ネット歌会詠草/お名前」として下さい。
※ 詠草およびお問い合わせのメールの件名には、かならずお名前を書いて下さい。
――――――――――――――――――――――――――――――
以上、よろしくお願いいたします。
2020年12月03日
第44回短歌人ネット歌会作者名発表
第44回短歌人ネット歌会の作者名を発表します。
本日から12月7日(月)いっぱいまで、
各作品の作者名がオープンになった上でのコメントを受け付けます。
なお、作者名発表日が一日遅れましたため、
作者発表後コメント受付期間を延長させていただきます。
読みがうまくできなかった作品などに関しまして、
作者の方との質疑応答などにお役立ていただければ幸いです。いうなれば感想戦です。
特にまだコメントのない方は、是非一言述べてください。
ご自分の作品にでも他の方の作品にでも構いません。
詠草の有無は関係ありませんし、もちろんここからのご参加も大歓迎です。
皆さまの積極的なご発言で、歌会終了まで会を盛り上げていきましょう。
何卒よろしくお願い申し上げます。
【詠草(自由詠)】 ※カッコ内はルビとなります。
1.さまざまな都市伝説をひとことで申し上げれば鼻ちょうちんか / 光本 博
2.カ行変格活用(カへん)だからカって書いちゃった この問題 選択肢はオまでしかないのに / 太田青磁
3.鯉のぼりの竿立ちしままの植木屋の背後の山は錦秋に染む / 竹田正史
4.一つずつ手づくりされた部品にはたとえば名前がついてる感じ / 田 圭
5.笑ふことを義務付けられた向日葵は枯れて俯く自由を得たり / 桃生苑子
6.AIにあらねば記憶にまぎれいし言葉の欠片さがしあぐねる / 加藤隆枝
7.従姉妹から伯母の家からコシヒカリ送られてくるいつもの秋だ / 庭 鳥
8.少しづつシュリンクしていく世界ぢゆう弱いものから切り捨てられて / 鎌田章子
9.秋風がイチョウの枯葉舞い上げるスメルジャコフは死んだところだ / 木嶋章夫
10.庭の隅に〈保存樹木〉の看板のくくりつけられる欅が二本 / 生沼義朗
11.雨水が溜まってく深い雨靴にあなたの足が入っていた日 / 国東杏蜜
12.すこしだけ声を荒げたリビングの灯りが今夜は無駄にあかるい / 馬淵のり子
13.山くぐるバスの窓より眺むれば芙蓉流るる冬の速度で / 高良俊礼
14.貝殻のやうな肩甲骨ふたつ掌(て)に感じつつ吾子を抱き上ぐ / 寺坂誠記
15.別嬪が通ろが地震で揺れようが滅多にゃ動けぬ蟹を喰いおり / 高井忠明
16.一九六九年月面にアポロは降りぬ 遠き日の恋 / 藤原龍一郎
17.ぽつねんと刈田の案山子は秋日なか面穏やかにへのへのもへじ / 肥塚しゅう
18.花を詠む数のまされるさくら木のもみじの下で腓をのばす / たかだ牛道
19.日課なる散歩の途次の紅葉の日ごと日ごとに深まりゆくも / 永井秀幸
20.エレベータの床に一枚うす紅葉ひそり降りたるナースはもしや / 川上幸子
21.木は人に人は木になり寝不足の道はわたしの世界を生きる / 千葉みずほ
22.霊柩車は気配を消して停まりたり小さき斎場下の道路に / 海野雪
23.駆除として撃ち殺された母熊の無念と四万十栗モンブラン / 亀尾美香
24.きらきらの目をした人がきらきらの言葉をはなすマスクしたまま / 弘井文子
25.面会でわらつてくれたら嬉しいと介護スタッフが母に話せり / 西五辻芳子
26.遠き空に失いしもの数あらん月はささやく生きる無常を / 間 ルリ
なおこの記事にコメントはつけられません。
以前のコメント同様、それぞれの作品に関するスレッド直接お願い申し上げます。
12月8日以降は、コメントは一切つけられなくなりますので、
書き込みはお早めにいただけると助かります。
次回第45回歌会は来年2月開催予定です。1月下旬より詠草募集を開始します。
歌会に対する改善案などありましたら、tankajin.eisou@gmail.com
もしくは、第44回短歌人ネット歌会詠草一覧の記事コメント欄まで
積極的にお寄せください。できる限り運営に反映させて参ります。
また、昨今の社会情勢によって、全国的に歌会が開催できない状況にあります。
ネット歌会の開催方法や時期などにつきましてもご意見やご助言をいただければと存じます。
次回もたくさんの方々のご参加をお待ちしております。
ではもうしばらくの間、よろしくお願いいたします。
本日から12月7日(月)いっぱいまで、
各作品の作者名がオープンになった上でのコメントを受け付けます。
なお、作者名発表日が一日遅れましたため、
作者発表後コメント受付期間を延長させていただきます。
読みがうまくできなかった作品などに関しまして、
作者の方との質疑応答などにお役立ていただければ幸いです。いうなれば感想戦です。
特にまだコメントのない方は、是非一言述べてください。
ご自分の作品にでも他の方の作品にでも構いません。
詠草の有無は関係ありませんし、もちろんここからのご参加も大歓迎です。
皆さまの積極的なご発言で、歌会終了まで会を盛り上げていきましょう。
何卒よろしくお願い申し上げます。
【詠草(自由詠)】 ※カッコ内はルビとなります。
1.さまざまな都市伝説をひとことで申し上げれば鼻ちょうちんか / 光本 博
2.カ行変格活用(カへん)だからカって書いちゃった この問題 選択肢はオまでしかないのに / 太田青磁
3.鯉のぼりの竿立ちしままの植木屋の背後の山は錦秋に染む / 竹田正史
4.一つずつ手づくりされた部品にはたとえば名前がついてる感じ / 田 圭
5.笑ふことを義務付けられた向日葵は枯れて俯く自由を得たり / 桃生苑子
6.AIにあらねば記憶にまぎれいし言葉の欠片さがしあぐねる / 加藤隆枝
7.従姉妹から伯母の家からコシヒカリ送られてくるいつもの秋だ / 庭 鳥
8.少しづつシュリンクしていく世界ぢゆう弱いものから切り捨てられて / 鎌田章子
9.秋風がイチョウの枯葉舞い上げるスメルジャコフは死んだところだ / 木嶋章夫
10.庭の隅に〈保存樹木〉の看板のくくりつけられる欅が二本 / 生沼義朗
11.雨水が溜まってく深い雨靴にあなたの足が入っていた日 / 国東杏蜜
12.すこしだけ声を荒げたリビングの灯りが今夜は無駄にあかるい / 馬淵のり子
13.山くぐるバスの窓より眺むれば芙蓉流るる冬の速度で / 高良俊礼
14.貝殻のやうな肩甲骨ふたつ掌(て)に感じつつ吾子を抱き上ぐ / 寺坂誠記
15.別嬪が通ろが地震で揺れようが滅多にゃ動けぬ蟹を喰いおり / 高井忠明
16.一九六九年月面にアポロは降りぬ 遠き日の恋 / 藤原龍一郎
17.ぽつねんと刈田の案山子は秋日なか面穏やかにへのへのもへじ / 肥塚しゅう
18.花を詠む数のまされるさくら木のもみじの下で腓をのばす / たかだ牛道
19.日課なる散歩の途次の紅葉の日ごと日ごとに深まりゆくも / 永井秀幸
20.エレベータの床に一枚うす紅葉ひそり降りたるナースはもしや / 川上幸子
21.木は人に人は木になり寝不足の道はわたしの世界を生きる / 千葉みずほ
22.霊柩車は気配を消して停まりたり小さき斎場下の道路に / 海野雪
23.駆除として撃ち殺された母熊の無念と四万十栗モンブラン / 亀尾美香
24.きらきらの目をした人がきらきらの言葉をはなすマスクしたまま / 弘井文子
25.面会でわらつてくれたら嬉しいと介護スタッフが母に話せり / 西五辻芳子
26.遠き空に失いしもの数あらん月はささやく生きる無常を / 間 ルリ
なおこの記事にコメントはつけられません。
以前のコメント同様、それぞれの作品に関するスレッド直接お願い申し上げます。
12月8日以降は、コメントは一切つけられなくなりますので、
書き込みはお早めにいただけると助かります。
次回第45回歌会は来年2月開催予定です。1月下旬より詠草募集を開始します。
歌会に対する改善案などありましたら、tankajin.eisou@gmail.com
もしくは、第44回短歌人ネット歌会詠草一覧の記事コメント欄まで
積極的にお寄せください。できる限り運営に反映させて参ります。
また、昨今の社会情勢によって、全国的に歌会が開催できない状況にあります。
ネット歌会の開催方法や時期などにつきましてもご意見やご助言をいただければと存じます。
次回もたくさんの方々のご参加をお待ちしております。
ではもうしばらくの間、よろしくお願いいたします。
2020年11月14日
第44回短歌人ネット歌会詠草一覧
第44回短歌人ネット歌会の詠草一覧を発表します。
詠草を提出された方は、ご自分の詠草に間違いがないかご確認下さい。
なお括弧内はルビとなります。
もし万一ご自分の詠草に誤植あるいは未掲載などがありましたら、
11月16日(月)の20時までに tankajin.eisou@gmail.com 宛メールでお知らせ下さい。
ただし原則、幹事サイドのミスに基づく誤植や、メールの不具合等に
よって生じた未着による追加に限り、推敲等の訂正には応じられません。
なお、ここしばらく、詠草送付先アドレスの運営元での不具合のため、
メールの大幅な遅着や未着が発生しております。
特に詠草が未掲載の方は、詠草が到着していない可能性が高いので、
ご迷惑とお手数をお掛けしますが、この記事のコメント欄に
未掲載の旨と参加詠草を直接お書きこみ下さい。
その場合はお名前と、最近入会された方は会員番号をできましたらお願いします。
なお書き込まれた内容は公開されませんので、ご安心下さい。
また詠草訂正・未掲載いずれの場合も、締切を過ぎてからのお申し出は
お受けできませんので、かならず11月16日(月)20時までにご連絡下さい。
1.さまざまな都市伝説をひとことで申し上げれば鼻ちょうちんか
2.カ行変格活用(カへん)だからカって書いちゃった この問題 選択肢はオまでしかないのに
3.鯉のぼりの竿立ちしままの植木屋の背後の山は錦秋に染む
4.一つずつ手づくりされた部品にはたとえば名前がついてる感じ
5.笑ふことを義務付けられた向日葵は枯れて俯く自由を得たり
6.AIにあらねば記憶にまぎれいし言葉の欠片さがしあぐねる
7.従姉妹から伯母の家からコシヒカリ送られてくるいつもの秋だ
8.少しづつシュリンクしていく世界ぢゆう弱いものから切り捨てられて
9.秋風がイチョウの枯葉舞い上げるスメルジャコフは死んだところだ
10.庭の隅に〈保存樹木〉の看板のくくりつけられる欅が二本
11.雨水が溜まってく深い雨靴にあなたの足が入っていた日
12.すこしだけ声を荒げたリビングの灯りが今夜は無駄にあかるい
13.山くぐるバスの窓より眺むれば芙蓉流るる冬の速度で
14.貝殻のやうな肩甲骨ふたつ掌(て)に感じつつ吾子を抱き上ぐ
15.別嬪が通ろが地震で揺れようが滅多にゃ動けぬ蟹を喰いおり
16.一九六九年月面にアポロは降りぬ 遠き日の恋
17.ぽつねんと刈田の案山子は秋日なか面穏やかにへのへのもへじ
18.花を詠む数のまされるさくら木のもみじの下で腓をのばす
19.日課なる散歩の途次の紅葉の日ごと日ごとに深まりゆくも
20.エレベータの床に一枚うす紅葉ひそり降りたるナースはもしや
21.木は人に人は木になり寝不足の道はわたしの世界を生きる
22.霊柩車は気配を消して停まりたり小さき斎場下の道路に
23.駆除として撃ち殺された母熊の無念と四万十栗モンブラン
24.きらきらの目をした人がきらきらの言葉をはなすマスクしたまま
25.面会でわらつてくれたら嬉しいと介護スタッフが母に話せり
26.遠き空に失いしもの数あらん月はささやく生きる無常を
詠草は以上です。
今回は26首の詠草が寄せられました。皆さま、ありがとうございます。
コメントはそれぞれの作品に関するスレッドにお願い申し上げます。
コメント受付期間は11月17日(火)〜12月1日(火)を予定しています。
詠草を提出していない方でも、短歌人会のメンバーでしたら
どなたでもコメントできますので、奮ってご参加下さい。
皆さまの活発なコメントを期待します。
さらに個別のコメント以外に、今回の歌会全体の作品について
忌憚ないご意見を交わす場として、この記事のコメント欄を開放します。
詠草全体の傾向や、今回の題についてのご意見などこちらにお寄せ下さい。
それ以外にご不明な点がありましたら、
tankajin.eisou@gmail.com までお願い申し上げます。
詠草を提出された方は、ご自分の詠草に間違いがないかご確認下さい。
なお括弧内はルビとなります。
もし万一ご自分の詠草に誤植あるいは未掲載などがありましたら、
11月16日(月)の20時までに tankajin.eisou@gmail.com 宛メールでお知らせ下さい。
ただし原則、幹事サイドのミスに基づく誤植や、メールの不具合等に
よって生じた未着による追加に限り、推敲等の訂正には応じられません。
なお、ここしばらく、詠草送付先アドレスの運営元での不具合のため、
メールの大幅な遅着や未着が発生しております。
特に詠草が未掲載の方は、詠草が到着していない可能性が高いので、
ご迷惑とお手数をお掛けしますが、この記事のコメント欄に
未掲載の旨と参加詠草を直接お書きこみ下さい。
その場合はお名前と、最近入会された方は会員番号をできましたらお願いします。
なお書き込まれた内容は公開されませんので、ご安心下さい。
また詠草訂正・未掲載いずれの場合も、締切を過ぎてからのお申し出は
お受けできませんので、かならず11月16日(月)20時までにご連絡下さい。
1.さまざまな都市伝説をひとことで申し上げれば鼻ちょうちんか
2.カ行変格活用(カへん)だからカって書いちゃった この問題 選択肢はオまでしかないのに
3.鯉のぼりの竿立ちしままの植木屋の背後の山は錦秋に染む
4.一つずつ手づくりされた部品にはたとえば名前がついてる感じ
5.笑ふことを義務付けられた向日葵は枯れて俯く自由を得たり
6.AIにあらねば記憶にまぎれいし言葉の欠片さがしあぐねる
7.従姉妹から伯母の家からコシヒカリ送られてくるいつもの秋だ
8.少しづつシュリンクしていく世界ぢゆう弱いものから切り捨てられて
9.秋風がイチョウの枯葉舞い上げるスメルジャコフは死んだところだ
10.庭の隅に〈保存樹木〉の看板のくくりつけられる欅が二本
11.雨水が溜まってく深い雨靴にあなたの足が入っていた日
12.すこしだけ声を荒げたリビングの灯りが今夜は無駄にあかるい
13.山くぐるバスの窓より眺むれば芙蓉流るる冬の速度で
14.貝殻のやうな肩甲骨ふたつ掌(て)に感じつつ吾子を抱き上ぐ
15.別嬪が通ろが地震で揺れようが滅多にゃ動けぬ蟹を喰いおり
16.一九六九年月面にアポロは降りぬ 遠き日の恋
17.ぽつねんと刈田の案山子は秋日なか面穏やかにへのへのもへじ
18.花を詠む数のまされるさくら木のもみじの下で腓をのばす
19.日課なる散歩の途次の紅葉の日ごと日ごとに深まりゆくも
20.エレベータの床に一枚うす紅葉ひそり降りたるナースはもしや
21.木は人に人は木になり寝不足の道はわたしの世界を生きる
22.霊柩車は気配を消して停まりたり小さき斎場下の道路に
23.駆除として撃ち殺された母熊の無念と四万十栗モンブラン
24.きらきらの目をした人がきらきらの言葉をはなすマスクしたまま
25.面会でわらつてくれたら嬉しいと介護スタッフが母に話せり
26.遠き空に失いしもの数あらん月はささやく生きる無常を
詠草は以上です。
今回は26首の詠草が寄せられました。皆さま、ありがとうございます。
コメントはそれぞれの作品に関するスレッドにお願い申し上げます。
コメント受付期間は11月17日(火)〜12月1日(火)を予定しています。
詠草を提出していない方でも、短歌人会のメンバーでしたら
どなたでもコメントできますので、奮ってご参加下さい。
皆さまの活発なコメントを期待します。
さらに個別のコメント以外に、今回の歌会全体の作品について
忌憚ないご意見を交わす場として、この記事のコメント欄を開放します。
詠草全体の傾向や、今回の題についてのご意見などこちらにお寄せ下さい。
それ以外にご不明な点がありましたら、
tankajin.eisou@gmail.com までお願い申し上げます。
第44回ネット歌会参加者一覧
第44回ネット歌会の参加者のご氏名をお知らせします。
参加者は以下の26名となります。ご参加ありがとうございます。
なお、◆印の方はコメントのみの参加の方です。
(コメントのみの参加者は追って更新いたします)
【第44回ネット歌会参加者〔自由詠〕】
海野 雪 生沼義朗 太田青磁 加藤隆枝 鎌田章子
亀尾美香 川上幸子 木嶋章夫 国東杏蜜 肥塚しゅう
井忠明 たかだ牛道 高田 圭 高良俊礼 竹田正史
千葉みずほ 寺阪誠記 永井秀幸 西五辻芳子 庭 鳥
間 ルリ 弘井文子 藤原龍一郎 馬淵のり子 光本 博
桃生苑子 (五十音順・敬称略)
今後、今回の進行及び告知もこのスレッドでご案内しますので、
会期中お目通し戴ければと存じます。
上記の参加者名簿にお名前がない方は、幹事の手元に詠草が届いておりません。
もし詠草をすでに送られているにもかかわらず、
上記にお名前がない方がおられましたら、
ご迷惑とお手数をおかけ致しますが、この記事のコメント欄に
お名前と参加詠草を直接お書きこみ下さい。
書き込まれた内容は公開されませんので、ご安心下さい。
ご不明な点がありましたら、tankajin.eisou@gmail.com
もしくはこの記事のコメント欄に直接、お問い合わせ内容をお書きこみ下さい。
こちらも内容が公開されることはございません。
コメントを書き込んだらすぐに反映されますが、
仮に不適切と思われるコメントがあった際は幹事が検討の上で削除し、
その旨の一文を入れさせていただきます。
ルールに反するコメントに対しましても、同様の対応となります。
特にコメント記入の際にご自身のお名前は間違えないようにお願いいたします。
それでは、今回の歌会もよろしくお願い申し上げます。
短歌人ネット歌会幹事 生沼義朗 太田青磁 村田馨
参加者は以下の26名となります。ご参加ありがとうございます。
なお、◆印の方はコメントのみの参加の方です。
(コメントのみの参加者は追って更新いたします)
【第44回ネット歌会参加者〔自由詠〕】
海野 雪 生沼義朗 太田青磁 加藤隆枝 鎌田章子
亀尾美香 川上幸子 木嶋章夫 国東杏蜜 肥塚しゅう
井忠明 たかだ牛道 高田 圭 高良俊礼 竹田正史
千葉みずほ 寺阪誠記 永井秀幸 西五辻芳子 庭 鳥
間 ルリ 弘井文子 藤原龍一郎 馬淵のり子 光本 博
桃生苑子 (五十音順・敬称略)
今後、今回の進行及び告知もこのスレッドでご案内しますので、
会期中お目通し戴ければと存じます。
上記の参加者名簿にお名前がない方は、幹事の手元に詠草が届いておりません。
もし詠草をすでに送られているにもかかわらず、
上記にお名前がない方がおられましたら、
ご迷惑とお手数をおかけ致しますが、この記事のコメント欄に
お名前と参加詠草を直接お書きこみ下さい。
書き込まれた内容は公開されませんので、ご安心下さい。
ご不明な点がありましたら、tankajin.eisou@gmail.com
もしくはこの記事のコメント欄に直接、お問い合わせ内容をお書きこみ下さい。
こちらも内容が公開されることはございません。
コメントを書き込んだらすぐに反映されますが、
仮に不適切と思われるコメントがあった際は幹事が検討の上で削除し、
その旨の一文を入れさせていただきます。
ルールに反するコメントに対しましても、同様の対応となります。
特にコメント記入の際にご自身のお名前は間違えないようにお願いいたします。
それでは、今回の歌会もよろしくお願い申し上げます。
短歌人ネット歌会幹事 生沼義朗 太田青磁 村田馨
第44回ネット歌会詠草/2
カ行変格活用(カへん)だからカって書いちゃった この問題 選択肢はオまでしかないのに
※カッコ内はルビ
※カッコ内はルビ
第44回ネット歌会詠草/14
貝殻のやうな肩甲骨ふたつ掌(て)に感じつつ吾子を抱き上ぐ
※カッコ内はルビ
※カッコ内はルビ
2020年11月06日
第44回短歌人ネット歌会のご案内
第44回短歌人ネット歌会のご案内です。
今回は自由詠で、互選は行いません。
詠草送付メールの件名は必ず「第44回短歌人ネット歌会詠草/お名前」として下さい。
今回もぜひ一人でも多くの方のご参加をお待ちしております。
短歌人の会員・同人の方でしたらどなたでもご参加できますので、
多くの方のご出詠とコメントで歌会を盛り上げていただきますよう
よろしくお願い申し上げます。
ご参加の際にはかならず、注意事項
―――――――――――――――――――――――――――――
【第44回ネット歌会概要】
★応募要項
新作未発表1首(自由詠)を11月13日(金) 22:00までに
tankajin.eisou@gmail.com 宛お送り下さい。
また詠草の集まり具合によりましては、スケジュールを変更することがあります。
※ 詠草送付メールの件名は必ず「第43回短歌人ネット歌会詠草/お名前」として下さい。
詠草締切 11月13日(金)22:00まで
詠草一次発表 2020年11月14日(土)
●万一詠草に誤植があった方は11月16日(月) 20:00までに
メールで tankajin.eisou@gmail.com までお申し出下さい。
ただし、誤植以外の訂正には応じられません。
またコメント受付開始後の訂正もできませんので、
誤植訂正の必要な方はかならず期限までにメールでお申し出下さい。
確定詠草発表 2020年11月17日(火)
コメント受付 2020年11月17日(火)〜 12月1日(火)
作者名発表 2020年12月2日(水)
作者発表後コメント受付 2020年12月2日(水) 〜 12月6日(日)
★記 録
詠草提出者の方にお願い致します。 ご依頼がありました方は、何卒よろしくお願い申し上げます。
★幹 事 生沼義朗・太田青磁・村田馨
★詠草送付先 tankajin.eisou@gmail.com
※ 詠草送付メールの件名は必ず「第44回短歌人ネット歌会詠草/お名前」として下さい。
※ 詠草およびお問い合わせのメールの件名には、かならずお名前を書いて下さい。
――――――――――――――――――――――――――――――
以上、よろしくお願いいたします。
2020年08月22日
第43回短歌人ネット歌会作者名発表
第43回短歌人ネット歌会の作者名を発表します。
本日から8月31日(月)いっぱいまで、
各作品の作者名がオープンになった上でのコメントを受け付けます。
読みがうまくできなかった作品などに関しまして、
作者の方との質疑応答などにお役立ていただければ幸いです。
いうなれば感想戦です。
特にまだコメントのない方は、是非一言述べてください。
ご自分の作品にでも他の方の作品にでも構いません。
詠草の有無は関係ありませんし、もちろんここからのご参加も大歓迎です。
皆さまの積極的なご発言で、歌会終了まで会を盛り上げていきましょう。
何卒よろしくお願い申し上げます。
【詠草(自由詠)】 ※カッコ内はルビとなります。
1.羅臼岳森林限界こえたれど何も見えねば知床と思へ /鎌田 章子
2.「頼まう」と盛夏の卓にカラカラと焼酎グラスに森の香にほふ /肥 塚 しゅう
3.朝霧のふかき森まで響きたるダム放水のサイレンの音 /竹田正史
4.鳥の声 森に光の射す朝に言葉ひとつが色を出しくる /間 ルリ
5.ツイートの森の木と木を渡らえば君のショパンの『雨だれ』をきく /高田 圭
6.近くには森あらざれど森閑とする時間あり午前三時に /生沼義朗
7.前肢で目隠しをして眠る猫の森の住人のような意固地さ /光本博
8.先斗町御茶屋のせがれさもあらん花ある初代森乃福郎 /吉岡生夫
9.猫バスを待っているような黄昏の糺の森は雨にけぶれる /馬淵のり子
10.夏の夜にからだ横たえ恋いており眠れる森の美女の眠りを /加藤隆枝
11.降りしきる清里あるきオルゴール館へと行った いま北杜市に /庭鳥
12.珈琲の苦きを飲めば思ほゆる寺山修司の青森訛り /冨樫由美子
13.森に接しわが住みをれば真夏にも緑の風はさやかに吹き来 /永井秀幸
14.ベランダに水を撒いてる神様が森に雨を降らすような気持ちで /古賀たかえ
15.誰も名を知らない森に飲み込まれ我が細胞と溶け合ってゆく /笹渕静香
16.曇天の鎮守の杜に響きゆくしびれを切らした蝉のなきごえ /五十嵐真希
17.静けさは逢魔の合図午後四時を過ぎて不穏が騒ぎ出す森 /高良俊礼
18.一本に百柱眠る桜木の殖えていつしか森となるまで /亀尾美香
19.かつて人なる種が存在したことの痕の色濃い白樺の森 /戸似田一郎
20.わが裡の森のなかには苔まとうグランドピアノひっそりとある /木嶋章夫
21.あんなこと噛んで砕けば飲みこめる森下仁丹ジンタカタッタッタ /井忠明
22.われ思う 相当にかっこいいのでは岸田森たる男ありけり /橋小径
23.テロップはB.C.(ビフォー・コロナ)の街、海、森どれもなつかしどれも危ふし /川上幸子
24.かつて森のバターと呼ばれた濃い種はくし刺しのまま水をよく飲む /国東杏蜜
25.SMAPに森且行の居りしこと我らしばらく語りてやまず /津和歌子
26.森林は除染しないと決められて更地にうかぶ浪江霊園 /太田青磁
27.仙人の修行の最後に母慕う杜子春あなたは善い人ですね /木村昌資
28.白夜なるスオミの森のあをふかくいづこより来し孤高の白馬 /西五辻芳子
29.わが誕のわづか九年前国中の人あつまりけり橿原の杜 /かわすみ さとる
なおこの記事にコメントはつけられません。
以前のコメント同様、それぞれの作品に関するスレッド直接お願い申し上げます。
8月31日以降は、コメントは一切つけられなくなりますので、
書き込みはお早めにいただけると助かります。
次回第44回歌会は11月開催予定です。10月下旬より詠草募集を開始します。
歌会に対する改善案などありましたら、
tankajin.eisou@gmail.com
もしくは、第43回短歌人ネット歌会詠草一覧の記事コメント欄まで
積極的にお寄せください。できる限り運営に反映させて参ります。
また、昨今の社会情勢によって、全国的に歌会が開催できない状況にあります。
ネット歌会の開催方法や時期などにつきましても
ご意見やご助言をいただければと存じます。
次回もたくさんの方々のご参加をお待ちしております。
ではもうしばらくの間、よろしくお願いいたします。
本日から8月31日(月)いっぱいまで、
各作品の作者名がオープンになった上でのコメントを受け付けます。
読みがうまくできなかった作品などに関しまして、
作者の方との質疑応答などにお役立ていただければ幸いです。
いうなれば感想戦です。
特にまだコメントのない方は、是非一言述べてください。
ご自分の作品にでも他の方の作品にでも構いません。
詠草の有無は関係ありませんし、もちろんここからのご参加も大歓迎です。
皆さまの積極的なご発言で、歌会終了まで会を盛り上げていきましょう。
何卒よろしくお願い申し上げます。
【詠草(自由詠)】 ※カッコ内はルビとなります。
1.羅臼岳森林限界こえたれど何も見えねば知床と思へ /鎌田 章子
2.「頼まう」と盛夏の卓にカラカラと焼酎グラスに森の香にほふ /肥 塚 しゅう
3.朝霧のふかき森まで響きたるダム放水のサイレンの音 /竹田正史
4.鳥の声 森に光の射す朝に言葉ひとつが色を出しくる /間 ルリ
5.ツイートの森の木と木を渡らえば君のショパンの『雨だれ』をきく /高田 圭
6.近くには森あらざれど森閑とする時間あり午前三時に /生沼義朗
7.前肢で目隠しをして眠る猫の森の住人のような意固地さ /光本博
8.先斗町御茶屋のせがれさもあらん花ある初代森乃福郎 /吉岡生夫
9.猫バスを待っているような黄昏の糺の森は雨にけぶれる /馬淵のり子
10.夏の夜にからだ横たえ恋いており眠れる森の美女の眠りを /加藤隆枝
11.降りしきる清里あるきオルゴール館へと行った いま北杜市に /庭鳥
12.珈琲の苦きを飲めば思ほゆる寺山修司の青森訛り /冨樫由美子
13.森に接しわが住みをれば真夏にも緑の風はさやかに吹き来 /永井秀幸
14.ベランダに水を撒いてる神様が森に雨を降らすような気持ちで /古賀たかえ
15.誰も名を知らない森に飲み込まれ我が細胞と溶け合ってゆく /笹渕静香
16.曇天の鎮守の杜に響きゆくしびれを切らした蝉のなきごえ /五十嵐真希
17.静けさは逢魔の合図午後四時を過ぎて不穏が騒ぎ出す森 /高良俊礼
18.一本に百柱眠る桜木の殖えていつしか森となるまで /亀尾美香
19.かつて人なる種が存在したことの痕の色濃い白樺の森 /戸似田一郎
20.わが裡の森のなかには苔まとうグランドピアノひっそりとある /木嶋章夫
21.あんなこと噛んで砕けば飲みこめる森下仁丹ジンタカタッタッタ /井忠明
22.われ思う 相当にかっこいいのでは岸田森たる男ありけり /橋小径
23.テロップはB.C.(ビフォー・コロナ)の街、海、森どれもなつかしどれも危ふし /川上幸子
24.かつて森のバターと呼ばれた濃い種はくし刺しのまま水をよく飲む /国東杏蜜
25.SMAPに森且行の居りしこと我らしばらく語りてやまず /津和歌子
26.森林は除染しないと決められて更地にうかぶ浪江霊園 /太田青磁
27.仙人の修行の最後に母慕う杜子春あなたは善い人ですね /木村昌資
28.白夜なるスオミの森のあをふかくいづこより来し孤高の白馬 /西五辻芳子
29.わが誕のわづか九年前国中の人あつまりけり橿原の杜 /かわすみ さとる
なおこの記事にコメントはつけられません。
以前のコメント同様、それぞれの作品に関するスレッド直接お願い申し上げます。
8月31日以降は、コメントは一切つけられなくなりますので、
書き込みはお早めにいただけると助かります。
次回第44回歌会は11月開催予定です。10月下旬より詠草募集を開始します。
歌会に対する改善案などありましたら、
tankajin.eisou@gmail.com
もしくは、第43回短歌人ネット歌会詠草一覧の記事コメント欄まで
積極的にお寄せください。できる限り運営に反映させて参ります。
また、昨今の社会情勢によって、全国的に歌会が開催できない状況にあります。
ネット歌会の開催方法や時期などにつきましても
ご意見やご助言をいただければと存じます。
次回もたくさんの方々のご参加をお待ちしております。
ではもうしばらくの間、よろしくお願いいたします。
2020年08月02日
第43回ネット歌会参加者一覧
第42回ネット歌会の参加者のご氏名をお知らせします。
参加者は以下の30名となります。ご参加ありがとうございます。
なお、◆印の方はコメントのみの参加の方です。
(コメントのみの参加者は追って更新いたします)
【第43回ネット歌会参加者〔題詠:森または杜〕】
五十嵐真希 生沼義朗 太田青磁 加藤隆枝 鎌田章子
亀尾美香 川上幸子 かわすみさとる 木嶋章夫 木村昌資
国東杏蜜 肥塚しゅう 古賀たかえ ◆斎藤寛 笹渕静香
井忠明 高田圭 橋小径 高良俊礼 竹田正史
津和歌子 冨樫由美子 戸似田一郎 永井秀幸 西五辻芳子
庭鳥 間ルリ 馬淵のり子 光本博 ◆山寺修象 吉岡生夫 (五十音順・敬称略)
今後、今回の進行及び告知もこのスレッドでご案内しますので、
会期中お目通し戴ければと存じます。
上記の参加者名簿にお名前がない方は、幹事の手元に詠草が届いておりません。
もし詠草をすでに送られているにもかかわらず、
上記にお名前がない方がおられましたら、
ご迷惑とお手数をおかけ致しますが、この記事のコメント欄に
お名前と参加詠草を直接お書きこみ下さい。
書き込まれた内容は公開されませんので、ご安心下さい。
ご不明な点がありましたら、tankajin.eisou@gmail.com
もしくはこの記事のコメント欄に直接、お問い合わせ内容をお書きこみ下さい。
こちらも内容が公開されることはございません。
また、今回のネット歌会でもコメントを書き込んだらすぐに反映されます。
仮に不適切と思われるコメントがあった際は、幹事が検討の上で削除し、
その旨の一文を入れさせていただきます。
ルールに反するコメントに対しましても、同様の対応となります。
特にコメント記入の際にご自身のお名前は間違えないようにお願いいたします。
それでは、今回の歌会もよろしくお願い申し上げます。
短歌人ネット歌会幹事 生沼義朗 太田青磁 村田馨
参加者は以下の30名となります。ご参加ありがとうございます。
なお、◆印の方はコメントのみの参加の方です。
(コメントのみの参加者は追って更新いたします)
【第43回ネット歌会参加者〔題詠:森または杜〕】
五十嵐真希 生沼義朗 太田青磁 加藤隆枝 鎌田章子
亀尾美香 川上幸子 かわすみさとる 木嶋章夫 木村昌資
国東杏蜜 肥塚しゅう 古賀たかえ ◆斎藤寛 笹渕静香
井忠明 高田圭 橋小径 高良俊礼 竹田正史
津和歌子 冨樫由美子 戸似田一郎 永井秀幸 西五辻芳子
庭鳥 間ルリ 馬淵のり子 光本博 ◆山寺修象 吉岡生夫 (五十音順・敬称略)
今後、今回の進行及び告知もこのスレッドでご案内しますので、
会期中お目通し戴ければと存じます。
上記の参加者名簿にお名前がない方は、幹事の手元に詠草が届いておりません。
もし詠草をすでに送られているにもかかわらず、
上記にお名前がない方がおられましたら、
ご迷惑とお手数をおかけ致しますが、この記事のコメント欄に
お名前と参加詠草を直接お書きこみ下さい。
書き込まれた内容は公開されませんので、ご安心下さい。
ご不明な点がありましたら、tankajin.eisou@gmail.com
もしくはこの記事のコメント欄に直接、お問い合わせ内容をお書きこみ下さい。
こちらも内容が公開されることはございません。
また、今回のネット歌会でもコメントを書き込んだらすぐに反映されます。
仮に不適切と思われるコメントがあった際は、幹事が検討の上で削除し、
その旨の一文を入れさせていただきます。
ルールに反するコメントに対しましても、同様の対応となります。
特にコメント記入の際にご自身のお名前は間違えないようにお願いいたします。
それでは、今回の歌会もよろしくお願い申し上げます。
短歌人ネット歌会幹事 生沼義朗 太田青磁 村田馨
2020年08月01日
第43回短歌人ネット歌会詠草一覧
第43回短歌人ネット歌会の詠草一覧を発表します。
詠草を提出された方は、ご自分の詠草に間違いがないかご確認下さい。
なお括弧内はルビとなります。
もし万一ご自分の詠草に誤植あるいは未掲載などがありましたら、
8月5日(水)20時までに tankajin.eisou@gmail.com まで
メールでお知らせ下さい。ただし原則、幹事サイドのミスに基づく誤植や、
メールの不具合等によって生じた未着による追加に限り、
推敲等の訂正には応じられません。
なお、ここしばらく、詠草送付先アドレスの運営元での不具合のため、
メールの大幅な遅着や未着が発生しております。
特に詠草が未掲載の方は、詠草が到着していない可能性が高いので、
ご迷惑とお手数をお掛けしますが、この記事のコメント欄に
未掲載の旨と参加詠草を直接お書きこみ下さい。
その場合はお名前と、最近入会された方は会員番号をできましたらお願いします。
なお書き込まれた内容は公開されませんので、ご安心下さい。
また詠草訂正・未掲載いずれの場合も、締切を過ぎてからのお申し出は
お受けできませんので、かならず8月5日(水)20時までにご連絡下さい。
1.羅臼岳森林限界こえたれど何も見えねば知床と思へ
2.「頼まう」と盛夏の卓にカラカラと焼酎グラスに森の香にほふ
3.朝霧のふかき森まで響きたるダム放水のサイレンの音
4.鳥の声 森に光の射す朝に言葉ひとつが色を出しくる
5.ツイートの森の木と木を渡らえば君のショパンの『雨だれ』をきく
6.近くには森あらざれど森閑とする時間あり午前三時に
7.前肢で目隠しをして眠る猫の森の住人のような意固地さ
8.先斗町御茶屋のせがれさもあらん花ある初代森乃福郎
9.猫バスを待っているような黄昏の糺の森は雨にけぶれる
10.夏の夜にからだ横たえ恋いており眠れる森の美女の眠りを
11.降りしきる清里あるきオルゴール館へと行った いま北杜市に
12.珈琲の苦きを飲めば思ほゆる寺山修司の青森訛り
13.森に接しわが住みをれば真夏にも緑の風はさやかに吹き来
14.ベランダに水を撒いてる神様が森に雨を降らすような気持ちで
15.誰も名を知らない森に飲み込まれ我が細胞と溶け合ってゆく
16.曇天の鎮守の杜に響きゆくしびれを切らした蝉のなきごえ
17.静けさは逢魔の合図午後四時を過ぎて不穏が騒ぎ出す森
18.一本に百柱眠る桜木の殖えていつしか森となるまで
19.かつて人なる種が存在したことの痕の色濃い白樺の森
20.わが裡の森のなかには苔まとうグランドピアノひっそりとある
21.あんなこと噛んで砕けば飲みこめる森下仁丹ジンタカタッタッタ
22.われ思う 相当にかっこいいのでは岸田森たる男ありけり
23.テロップはB.C.(ビフォー・コロナ)の街、海、森どれもなつかしどれも危ふし
24.かつて森のバターと呼ばれた濃い種はくし刺しのまま水をよく飲む
25.SMAPに森且行の居りしこと我らしばらく語りてやまず
26.森林は除染しないと決められて更地にうかぶ浪江霊園
27.仙人の修行の最後に母慕う杜子春あなたは善い人ですね
28.白夜なるスオミの森のあをふかくいづこより来し孤高の白馬
29.わが誕のわづか九年前国中の人あつまりけり橿原の杜
詠草は以上です。
今回は29首の詠草が寄せられました。皆さま、ありがとうございます。
コメントはそれぞれの作品に関するスレッドにお願い申し上げます。
コメント受付期間は8月8日(土)〜 8月22日(土)を予定しています。
詠草を提出していない方でも、短歌人会のメンバーでしたら
どなたでもコメントできますので、奮ってご参加下さい。
皆さまの活発なコメントを期待します。
さらに個別のコメント以外に、今回の歌会全体の作品について
忌憚ないご意見を交わす場として、この記事のコメント欄を開放します。
詠草全体の傾向や、今回の題についてのご意見などこちらにお寄せ下さい。
それ以外にご不明な点がありましたら、
tankajin.eisou@gmail.com までお願い申し上げます。
詠草を提出された方は、ご自分の詠草に間違いがないかご確認下さい。
なお括弧内はルビとなります。
もし万一ご自分の詠草に誤植あるいは未掲載などがありましたら、
8月5日(水)20時までに tankajin.eisou@gmail.com まで
メールでお知らせ下さい。ただし原則、幹事サイドのミスに基づく誤植や、
メールの不具合等によって生じた未着による追加に限り、
推敲等の訂正には応じられません。
なお、ここしばらく、詠草送付先アドレスの運営元での不具合のため、
メールの大幅な遅着や未着が発生しております。
特に詠草が未掲載の方は、詠草が到着していない可能性が高いので、
ご迷惑とお手数をお掛けしますが、この記事のコメント欄に
未掲載の旨と参加詠草を直接お書きこみ下さい。
その場合はお名前と、最近入会された方は会員番号をできましたらお願いします。
なお書き込まれた内容は公開されませんので、ご安心下さい。
また詠草訂正・未掲載いずれの場合も、締切を過ぎてからのお申し出は
お受けできませんので、かならず8月5日(水)20時までにご連絡下さい。
1.羅臼岳森林限界こえたれど何も見えねば知床と思へ
2.「頼まう」と盛夏の卓にカラカラと焼酎グラスに森の香にほふ
3.朝霧のふかき森まで響きたるダム放水のサイレンの音
4.鳥の声 森に光の射す朝に言葉ひとつが色を出しくる
5.ツイートの森の木と木を渡らえば君のショパンの『雨だれ』をきく
6.近くには森あらざれど森閑とする時間あり午前三時に
7.前肢で目隠しをして眠る猫の森の住人のような意固地さ
8.先斗町御茶屋のせがれさもあらん花ある初代森乃福郎
9.猫バスを待っているような黄昏の糺の森は雨にけぶれる
10.夏の夜にからだ横たえ恋いており眠れる森の美女の眠りを
11.降りしきる清里あるきオルゴール館へと行った いま北杜市に
12.珈琲の苦きを飲めば思ほゆる寺山修司の青森訛り
13.森に接しわが住みをれば真夏にも緑の風はさやかに吹き来
14.ベランダに水を撒いてる神様が森に雨を降らすような気持ちで
15.誰も名を知らない森に飲み込まれ我が細胞と溶け合ってゆく
16.曇天の鎮守の杜に響きゆくしびれを切らした蝉のなきごえ
17.静けさは逢魔の合図午後四時を過ぎて不穏が騒ぎ出す森
18.一本に百柱眠る桜木の殖えていつしか森となるまで
19.かつて人なる種が存在したことの痕の色濃い白樺の森
20.わが裡の森のなかには苔まとうグランドピアノひっそりとある
21.あんなこと噛んで砕けば飲みこめる森下仁丹ジンタカタッタッタ
22.われ思う 相当にかっこいいのでは岸田森たる男ありけり
23.テロップはB.C.(ビフォー・コロナ)の街、海、森どれもなつかしどれも危ふし
24.かつて森のバターと呼ばれた濃い種はくし刺しのまま水をよく飲む
25.SMAPに森且行の居りしこと我らしばらく語りてやまず
26.森林は除染しないと決められて更地にうかぶ浪江霊園
27.仙人の修行の最後に母慕う杜子春あなたは善い人ですね
28.白夜なるスオミの森のあをふかくいづこより来し孤高の白馬
29.わが誕のわづか九年前国中の人あつまりけり橿原の杜
詠草は以上です。
今回は29首の詠草が寄せられました。皆さま、ありがとうございます。
コメントはそれぞれの作品に関するスレッドにお願い申し上げます。
コメント受付期間は8月8日(土)〜 8月22日(土)を予定しています。
詠草を提出していない方でも、短歌人会のメンバーでしたら
どなたでもコメントできますので、奮ってご参加下さい。
皆さまの活発なコメントを期待します。
さらに個別のコメント以外に、今回の歌会全体の作品について
忌憚ないご意見を交わす場として、この記事のコメント欄を開放します。
詠草全体の傾向や、今回の題についてのご意見などこちらにお寄せ下さい。
それ以外にご不明な点がありましたら、
tankajin.eisou@gmail.com までお願い申し上げます。
第43回ネット歌会詠草/2
「頼まう」と盛夏の卓にカラカラと焼酎グラスに森の香にほふ
【選歌集計結果=1票】
【投票者=笹渕静香】
【選歌集計結果=1票】
【投票者=笹渕静香】
第43回ネット歌会詠草/3
朝霧のふかき森まで響きたるダム放水のサイレンの音
【選歌集計結果=11票】
【投票者=生沼義朗、亀尾美香、木嶋章夫、井忠明、津和歌子、戸似田一郎、永井秀幸、庭鳥、馬淵のり子、光本博、吉岡生夫】
【選歌集計結果=11票】
【投票者=生沼義朗、亀尾美香、木嶋章夫、井忠明、津和歌子、戸似田一郎、永井秀幸、庭鳥、馬淵のり子、光本博、吉岡生夫】
第43回ネット歌会詠草/4
鳥の声 森に光の射す朝に言葉ひとつが色を出しくる
【選歌集計結果=4票】
【投票者=五十嵐真希、川上幸子、高良俊礼、冨樫由美子】
【選歌集計結果=4票】
【投票者=五十嵐真希、川上幸子、高良俊礼、冨樫由美子】
第43回ネット歌会詠草/5
ツイートの森の木と木を渡らえば君のショパンの『雨だれ』をきく
【選歌集計結果=1票】
【投票者=川上幸子】
【選歌集計結果=1票】
【投票者=川上幸子】
第43回ネット歌会詠草/6
近くには森あらざれど森閑とする時間あり午前三時に
【選歌集計結果=5票】
【投票者=太田青磁、かわすみさとる、笹渕静香、永井秀幸、間 ルリ】
【選歌集計結果=5票】
【投票者=太田青磁、かわすみさとる、笹渕静香、永井秀幸、間 ルリ】